e若者の雇用支援を拡充

  • 2015.02.20
  • 情勢/社会

公明新聞:2015年2月20日(金)付




党青年委がサポステを視察



公明党青年委員会(石川博崇委員長=参院議員)は19日、東京都調布市の「ちょうふ若者サポートステーション」を訪れ、若者の雇用支援の現状を視察した。


これには、石川委員長のほか、同委員会の新妻秀規・青年政策ワーキングチーム座長(参院議員)、佐々木さやか青年局次長(同)が参加した。


同サポートステーションは、特定非営利活動法人(NPO法人)「育て上げネット」(工藤啓理事長)が運営。「ハローワークの一歩手前」と位置付け、個別相談やパソコン講座、仕事体験などを通して、働くことに不安を感じる若者を支援している。


一行は、担当者から事業について説明を受けた後、マイクロソフト社との協働で定期的に開催しているパソコン講座を見学。担当者によると、同講座の開講後は新しい女性利用者が増え、就職に向けてスキルアップしたいとのニーズが高いという。


その後の意見交換では、工藤理事長らが「相談をして目標が明確になった」「自信が持てた」などの利用者の声を紹介。一方、「各支援機関の連携を強化して重層的なサポートが必要」「どの相談窓口ともつながっていない人にはなかなか支援の手を差し伸べられないのが実態」などの課題も指摘した。


視察を終え、石川委員長は「政府は現在、党青年委員会の昨年8月の提言を受けて若者の雇用対策法案を検討している。視察の内容を反映したい」と語った。

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