e胃がん「年1万件を早期発見」

  • 2015.02.16
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2015年2月14日(土)付




ピロリ除菌 厚労相に 浅香北大特任教授

保険適用拡大で説明



胃がんの主な原因とされるヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)除菌の保険適用拡大が、胃がんの早期発見につながっている―。北海道大学大学院の浅香正博特任教授と公明党の秋野公造参院議員は13日、厚生労働省で塩崎恭久厚労相と会い、胃がん対策について意見交換した。山本香苗厚労副大臣(公明党)が同席した。


年間約5万人が死亡する胃がんに対して、公明党は2013年2月、浅香特任教授と連携し、胃内視鏡検査の実施を要件に、ピロリ菌の除菌が慢性胃炎の段階から保険適用できるようにした。その結果、適用後1年で約110万件(出荷ベース)の除菌が行われた。


浅香特任教授は、胃内視鏡検査100件当たり1件の胃がんが見つかることから、保険適用が1万件超の早期発見に結び付いていると推察。今後、患者数の減少が見込まれるとの期待を寄せた。さらに、国際がん研究機関(IARC)でも、保険適用拡大が高く評価されていると報告した。


その上で秋野氏は「胃がんとピロリ菌の関係について正しい知識を普及啓発する意味も込めて、ピロリ菌検診が重要だ」と主張。塩崎厚労相は、正しい知識の普及啓発は重要だと応じた。検診については、死亡率減少などのデータ蓄積が必要との考えを示した。

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