eコラム「北斗七星」

  • 2014.12.24
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年12月24日(水)付



スマートフォンの普及などで時間や場所を選ばず気軽に接続できるようになったインターネット。今や暮らしと切り離せない存在といえるが、一方で、消費者トラブルも急増している。特に年末はバーゲンセールなどを背景にネット通販トラブルが多発する◆このため消費者庁は今月31日までの1カ月間、トラブル防止キャンペーンを展開。「危ない! クリック前にチェック!」を合言葉に、相談件数の多いネット通販、口コミ、サクラサイト、オンラインゲームの4分野に重点を置いて注意を喚起している◆このうちネット通販で「ニセモノが届いた」「商品が届かない」といったトラブルに巻き込まれないためのポイントを紹介したい◆それは(1)所在地や連絡先、他の利用者の評価などの事業者情報をしっかり確認(2)極端に値引きされている場合などは模倣品でないか、十分に注意(3)配送方法・期間を事前に知っておく(4)クレジットカードが利用できずに支払い方法が銀行振り込みのみの場合、個人名口座の場合は要注意(5)キャンセル、返品条件、利用規約を事前にチェック―の五つ。いずれも未然に危険を察知する心得だ◆万が一、トラブルに遭ったら、悩まず、最寄りの消費生活センターにつながる消費者ホットライン(0570-064-370)に電話を!(翼)

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