e心に響く歌声で日中交流

  • 2014.11.13
  • 情勢/国際

公明新聞:2014年11月13日(木)付



北京宝塔山合唱団と懇談
山口代表、石田氏



公明党の山口那津男代表は12日、衆院第1議員会館で、「日中親善交流合唱祭」出演のために来日している北京宝塔山合唱団(孫小林団長)らと懇談した。石田祝稔衆院議員が同席した。

総勢59人の合唱団は、中国国家一級指揮者の閻伯政氏ら、豪華メンバーで構成。日中国交正常化に尽力した周恩来元首相の姪に当たる周秉宜氏や、著名な劇作家・歴史学者の郭沫若氏の娘である郭平英氏もゲストとして参加している。

東京都立川市で10日に開かれた初演に参加した石田氏は冒頭、「素晴らしい歌声でした」と成功を心から喜ぶとともに、同日に約2年半ぶりの日中首脳会談が実現したことに触れ、「奇跡的な日程になった」と公演の実現を支えた王志華氏らの貢献をたたえた。

山口代表は、両国関係の構築を担ってきた先人に敬意を表しつつ、「さらに絆を強めるために努力しなければならない」と強調。「皆さんの歌声が日本の人々の心に深く刻まれ、日中関係の新たな明るい時代へと進んでいける」と述べ、合唱団の今後の活躍を念願した。

孫団長は、今回の訪日が両国の友好に尽力した大先輩が築いた道に沿ったものであると強調した上で、「永遠にこの道を歩んでいきたい。友好の種を中国の友人に届け、中日友好のため頑張りたい」と語った。

合唱団はきょう13日午後6時30分から、東京都八王子市のオリンパスホール八王子で公演する。

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