e災害時の撤去可能に

  • 2014.10.01
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年10月1日(水)付



放置車両
党部会が法改正案了承



公明党の復興・防災部会(石田祝稔部会長=衆院議員)は30日、衆院第2議員会館で災害対策基本法改正案の法案審査を行い、部会として了承した。

改正案は、大規模災害時に道路へ放置された車両が被災地に向かう救急車や消防車の通行を妨げないように、国や地方自治体などが放置車両を所有者の同意なしで撤去できるようにするもの。今年2月の記録的大雪などで、放置された自動車が緊急車両の通行を妨げ、救助作業や救援物資の搬送に遅れが出た教訓を踏まえた内容となっている。

現場に運転手がいる場合は、幅寄せや道路外への移動を命令して対処する。レッカー車などを使った無傷での移動が難しい際は、やむを得ない範囲での破損を許し、損失を補償する。

公明党は、東日本大震災や大雪被害を踏まえ、災害時の放置車両対策を訴えてきた。

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