e地方創生へ議員力アップ

  • 2014.08.12
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年8月12日(火)付



埼玉の夏季研で山口代表 住民ニーズに応え抜き



公明党埼玉県本部(西田実仁代表=参院議員)の夏季議員研修会が9、10の両日に同県熊谷市で開催され、山口那津男代表が10日の研修会に出席し、あいさつした。

この中で山口代表は、11月の結党50年に触れ、公明党の歴史を貫く要諦が「大衆とともに」との立党精神とネットワークの力にあることを強調。その上で「最初の大きな戦いとなる(来春の)統一地方選に完全勝利していきたい。まず統一外の地方選から一歩一歩固め、勝利への道を切り開く気構えで臨んでいこう」と呼び掛けた。

また、各議員が取り組む「議員力アップ」について、人口減少で地方創生が課題となる中、「わが地域をどう住民が求めるような地域にしていくか、議員一人一人(の力)が問われている」と指摘。特に、「今後は『もっとこうしたい』と、地域から発信力を高める取り組みがますます重要になってくる」とし、議員としての政策力、発信力が地方創生のカギとなると力説した。

一方、西田県代表は、10月19日告示、同26日投票の草加市議選に挑む、うさみ正隆、いいづかやすよ、西沢かしゅく、佐々木よういち、広田たけお、金井としはる、の6氏を紹介し、勝利を訴えた。

研修会では、財団法人地域開発研究所の牧瀬稔主任研究員を講師に招き、議員提案条例の動向について研さん。昨年末から党県本部で実施している子育て支援などの政策研究の成果報告も行われた。
現場の声つなぐ要役に 宮城で井上幹事長

公明党の井上義久幹事長は11日、仙台市内で開かれた党宮城県本部(石橋信勝代表=県議)の夏季議員研修会に出席し、あいさつした。

これには、輿水恵一衆院議員が出席した。

東日本大震災から3年5カ月を迎えたこの日、井上幹事長は、与党として第4次復興提言を安倍晋三首相に申し入れたことを報告した上で、「猛暑の中、いまだ多くの人々が仮設住宅での生活を余儀なくされている。引き続き、しっかりと被災者に寄り添って対応していきたい」と強調した。

その上で、公明議員の果たすべき役割について言及し、「公明党の掛け替えのない財産は地域の隅々まで張り巡らされた党員、支持者のネットワークだ。議員一人一人がその"要"としての役割を発揮し、現場の声を政治につなげていくことが重要だ」と力説した。

研修会では、仙台大学の鈴木省三教授が、高齢者の健康づくりをテーマに講演し、輿水氏が地域包括ケアシステムの構築について解説した。

また、阿部正幸・多賀城市議と桜田誠子・石巻市議が活動報告した。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ