e首都直下地震に備え

  • 2014.05.09
  • 情勢/テクノロジー
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公明新聞:2014年5月9日(金)付



国内最大の消防艇視察
都議会公明党



東京都議会公明党(中島義雄幹事長)は8日、首都直下地震などによる臨海部での災害に備えて、救助機能を強化した国内最大の新型消防艇「みやこどり」に乗船し、東京湾を船上から視察した。

新型消防艇は、195トン、全長約43メートルと、消防艇としては国内最大級で、東京消防庁に配備されている。

一行は、同庁の深山寿之・舟艇技術担当係長らの案内で、救急機材などを備えた船内の救護室や操舵室などを見て回ったほか、湾内での放水作業を視察した。

深山係長は、これまで消化活動が中心だった消防艇に災害救助の機能が強化されたと述べ、「新型消防艇の機能を生かし、コンビナート火災への対応やヘリコプターと連携した救助が可能」と強調した。さらに、放水量は毎分7万リットルで、消防車35台分に当たると述べ、負傷者の搬送も想定し、最大100人まで乗れると説明した。

中島幹事長は視察後、東京湾での貢献が期待できるとして、災害への備えに万全を期す考えを示した。視察には、中島幹事長のほか、長橋桂一政調会長、鈴木貫太郎、小磯善彦、東村邦浩、吉倉正美、伊藤興一、遠藤守の各都議が参加した。

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