eまず自民党内で議論

  • 2014.04.02
  • 情勢/社会

公明新聞:2014年4月2日(水)付



集団的自衛権 公明の慎重姿勢踏まえ
党首会談で首相



安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は1日昼、首相官邸で懇談した。自民党の石破茂、公明党の井上義久の両幹事長が同席した。

席上、集団的自衛権をめぐる憲法解釈変更の議論について、安倍首相が「まずは自民党として、ある程度の考え方を共有した上で(与党協議に)臨もうと思っている」と述べたのに対し、山口代表は公明党内で安全保障に関する研究会を開催していることに触れ、「公明党としても勉強会を重ね、慎重に対応していく」と強調した。安倍首相は「公明党の慎重な姿勢を踏まえつつ、自民党の中で議論を重ねていきたい」との考えを示した。

これに先立つ記者会見で、山口代表は、自民党内から必要最小限の集団的自衛権行使を容認すべきだとの意見が出ていることについて、「政府は長年、行使は憲法解釈上禁止されていて、個別的自衛権で対応する方針をとってきた」と述べ、慎重に議論すべきだと指摘した。

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