e希望与えた"命救う"活動

  • 2014.03.20
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年3月20日(木)付



長年のさい帯血搬送に感謝 山口代表
4月から公的機関が受け継ぎ



東京臍帯血バンクの臍帯血供給事業が今月末で活動終了となることに伴い、さい帯血搬送ボランティアグループへの「感謝のつどい」が19日、参院議員会館で開催された。

公明党女性委員会(古屋範子委員長=衆院議員)が主催し、山口那津男代表、太田昭宏国土交通相(公明党)など衆参国会議員、有田美智世さい帯血国際患者支援の会理事長、北田靖則同バンク理事らが出席した。

山口代表は、「皆さんの長年の搬送が、さい帯血の歴史をつくり、多くの人の命を救い、希望を与えた」と感謝の言葉を述べた。また、公明党が成立を主導した「造血幹細胞移植推進法」が今年1月に施行されたことで、来月から搬送を日本赤十字社が担うことに触れ、「さい帯血は、発展的、継続的に公的な機関が関わるという次のステップに入った」と強調した。

太田国交相は、さい帯血が、再生医療に活用されるiPS細胞(人工多能性幹細胞)の作製に有効であることに触れ、「さい帯血は、さらに広く活用される。心から御礼を申し上げたい」と述べた。

古屋委員長は、公明党が、さい帯血活用の保険適用や公的バンク設立などの実現に力を入れてきたことを紹介した。

会合では、公明党の坂口力特別顧問、松あきら顧問らがあいさつ。また、活動終了となるハッピーマザーグループの樫谷静枝代表、ひまわりグループの山岸都史子代表が、これまでの取り組みを振り返った。

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