e議員座談会 結党50周年へ 徹して「大衆とともに」〈下〉

  • 2014.03.07
  • 情勢/解説
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公明新聞:2014年3月7日(金)付



公明が誇る政策実現の源
最前線の党員との連携を密に
党のネットワーク強化



石井啓一政務調査会長 今回は公明党の「ネットワーク強化」をテーマにしたい。党の議員ネットワークは世間にも広く認知され、信頼も寄せられています。マスコミに「公明党の大きな資産は約3千人にのぼる地方議員」(朝日新聞 2日付)と報道されるほどです。

古屋範子女性委員長 その通りですね。公明党のネットワークは、網の目が本当にきめ細かい。国会議員と地方議員の間、地方議員同士、そして議員と党員、さらに議員OBの皆さんも含め、結党から半世紀の間に、全国津々浦々まで広がりました。

井上義久幹事長 公明党のネットワークは他党に類を見ない独特のものですが、今後の党発展を考えると、ネットワークの最前線にいらっしゃる党員との連携に焦点を当てたい。最も生活現場に近い党員の皆さんは公明党にとって最重要の存在です。この"宝"を大切にしないでネットワークの強化はありません。地域の役員を務める方も多く、連携を密にしていくことで、議員だけでは見えない地域の課題が浮き彫りになってきます。

石井 確かに、党員と議員の信頼関係、連携を強化していくことで議員の現場力も磨かれます。党員と一体になって、地域が抱えている課題に敏感に反応していくことが大事です。

稲津久地方議会局長 公明党には、「調査なくして発言なし」「一人の声を大切に」という伝統があります。最近では通学路の安全や介護現場の総点検を全国で実施し、また主に北海道と九州で、胃がんの原因であるピロリ菌除去の保険適用を求める署名活動なども行い、反響を呼びました。党員の皆さんの力添えがあったればこそです。

伊藤豊・佐賀県本部代表 九州の各県では「チーム公明」の活動を展開しています。議員と党員がチームを組み、草の根で地域課題に取り組んだり、企業・団体の要望を受けたりする活動です。地域の声をストレートに政治に反映させることができ、選挙での得票や公明新聞の購読推進に大きな成果を挙げています。

石井 公明議員がいない空白区の地域でも、党員の皆さんは党勢拡大に奮闘してくださっています。本当にありがたいことです。

梅村正・滋賀県本部代表 昨年の参院選では、滋賀県内19市町のうち公明党の比例得票率が19.61%とトップだったのは、空白区の豊郷町でした。党員主催の「わいわい広場」が好評で、展示会やレクリエーションを行うなど、地域友好の拠点となっています。立ち上げから5年になりますが、執念の活動で党理解の輪が大きく広がり、公明新聞の部数も有権者比1%を達成しました。私たちも勇気をいただいています。

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