e自転車保険の充実議論

  • 2014.02.06
  • 情勢/経済

公明新聞:2014年2月6日(木)付



相次ぐ高額賠償判決踏まえ
党プロジェクトチーム



公明党の自転車等の利用環境整備推進プロジェクトチーム(PT、座長=高木美智代衆院議員)は5日、衆院第2議員会館で会合を開き、自転車保険について、日本自転車軽自動車商協同組合連合会(日商連)の新井茂理事長、au損害保険株式会社の柳保幸専務取締役、金融庁の担当者らと意見交換した。

日商連は、自転車と歩行者の事故で自転車側に裁判所から1億円近い賠償金支払い命令が出た例に触れ、「賠償額が高額化し、TSマーク(点検整備を行った安全な自転車を示すマーク)に付帯した保険だけではカバーできない事例が出ている」と説明。その上で、自転車保険の例を提示し、誰もが安価で入れる自転車保険創設の重要性を語った。

au損保は、自社の自転車保険のうち、年額2万3570円の保険料で、家族の自転車事故による対人・対物賠償を最大1億円まで補償する商品などを説明した。

高木座長らは「どんな保険が使い勝手が良いか研究を進めていきたい」と述べた。

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