e女性支援さらに進めよ

  • 2014.02.05
  • 情勢/社会
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公明新聞:2014年2月5日(水)付



公明の新サポート・プラン 新成長戦略に反映を
衆院予算委で高木(美)さん



衆院予算委員会は4日、安倍内閣の基本姿勢に関する集中審議を行い、公明党の高木美智代さんが女性支援策の充実などを訴えた。

高木さんは、安倍晋三首相が「女性が輝く社会」の実現を掲げていることを踏まえ、公明党が2008年に策定した「女性サポート・プラン」について言及。同プランに盛り込まれた▽女性専門外来の拡大▽児童手当の拡充▽女性の起業支援―などの政策について、全国の公明党女性議員が中心となって推進してきた経緯を紹介し、公明党の取り組みに対する首相の見解を求めた。併せて、女性支援策を今後どのように進めるのかをただした。

安倍首相は「(同プランは)安倍政権が掲げる『女性の活躍推進』にとって大変参考になる」と答えた。また、今後は待機児童の解消など、日本再興戦略に基づく施策を着実に進めるとともに、先月の産業競争力会議で決定した「成長戦略進化のための今後の検討方針」を踏まえて、さらに支援策を検討していく考えを示した。

これを受けて高木さんは、公明党が現在、科学技術や農業、環境などの分野にも女性の視点を反映させるために、新たな「サポート・プラン」を検討していると強調。政府が6月に策定する予定の新成長戦略に、新プランの内容を盛り込ませるよう要請した。

一方、高木さんは、消費税率10%時での軽減税率導入に向け、「詳細な制度設計について、与党間で協議を急ぐべきだ」と述べた上で、政府に対し、「与党の結論をただ待つのではなく、財務省内で前向きに検討を進めるべきだ」と主張した。

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