e画期的な訪印の成果

  • 2014.01.14
  • 情勢/国際

公明新聞:2014年1月12日(日)付



公明党の役割に理解と期待
団長・党代表 山口那津男



公明党として、インドを訪問するのは3回目となりましたが、今回はインド政府から正式な招聘を受けた画期的な訪印でした。民主主義を重んじ、経済や文化でもつながりが深い日印両国の関係を一段と深めることができたという点で、訪印の意義は大きかったと確信しています。

特に印象に残っているのはシン首相との会談です。日印両国が戦略的パートナーシップとして関係を強化している中、連立与党の一員である公明党に対するシン首相の期待は高いと感じました。

加えて、公明党が野党だった時代(2010年10月)でもシン首相が私との会談を設けた事実は重く、与野党という立場を超えて、公明党の重要な役割を理解していただいていると感じました。今回の会談で首相が「(公明党の)草の根(レベルでの)ネットワークの素晴らしさをよく知っている」と評価していただいたのが証拠です。

経済発展がめざましいインドで、日印の経済関係の深まりを確認できたのも成果です。中でも、日本の円借款で延伸しているニューデリーの地下鉄は、人の移動をスムーズにするだけでなく、交通渋滞の緩和や大気汚染の抑制に寄与していることを実感しました。

大きな人口を抱えるインドが高い経済成長を維持するには、製造業を強くする必要があります。そのために必要なデリー・ムンバイ間、バンガロール・チェンナイ間の産業回廊の整備などを積極的に支援していきたいと考えています。

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