e党女性、青年委 結党50年飛躍の原動力に

  • 2013.12.18
  • 情勢/解説

公明新聞:2013年12月18日(水)付



党員との連携強め地域に活力を



明年の結党50周年に向け、党女性委員会と青年委員会が新たな運動を開始した。14日には、それぞれが党本部で全国局長会を開催。具体的な活動方針などが打ち出され、決意新たに出発した。

少子高齢化が進む中、女性や青年の力をいかにして引き出していくかは、日本の未来にとって重要な課題である。公明党の女性、青年両委員会が全国各地で新しい力を糾合し、活力あふれる日本を構築していきたい。

女性委員会では街頭演説や議員研修会、政策や実績などの主張大会を積極的に行うほか、インターネットを活用して議員活動の「見える化」を進める。(1)ICT(情報通信技術)・科学技術(2)農業・水産業(3)環境・エネルギー――の各分野で女性の視点を反映させる取り組みを強化する。

一方、青年委員会では若手有識者との意見交換を通し、青年政策の立案を進めるとともに、青年層を対象にした市民相談や企業への訪問対話、公明新聞拡大を推進。各国に訪問団を派遣して平和外交も展開する。学生局は各方面で懇談会を開き、現場の声を基に新しい対策を企画する。

「次の50年、新たな衆望を担うのは私たちだ」との自覚と意気込みを感じる。両委員会の奮闘を期待したい。

全国局長会での活動報告では、党員と一体となった取り組みが注目を集めた。

党大分県本部女性局は1978年から毎年、県知事への予算要望を続けている。当時の女性党員が考えた女性政策を知事に要望したのが始まりだ。毎年の予算要望から多くの実績が生まれ、党員の意識向上にもつながっている。

党三重県本部青年局は2004年、青年党員の代表と共に「広報宣伝委員会」を発足させ、毎月の定例会や毎週日曜日の青年街頭演説、年4回の「三重だより」発行など、党の政策をアピールしている。7月の参院選では、活発な青年街頭演説が大きな反響を呼んだ。

予算要望も街頭演説も、議員の当然の活動だが、そこに党員が加わればインパクトは格段に増す。支持拡大の裾野も広がりやすい。

公明党には、議員と同じ思いで地域に尽くす党員が多くいる。他党では考えられないことだ。党の宝であり、党勢拡大の最大のエンジンである。今後も、議員と党員との連携を一段と強め、党の揺るぎない基盤を構築していきたい。

大分や三重の取り組みも参考に、それぞれの地域に合った運動を起こし、党飛躍の原動力になってほしい。

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