e障がい者用駐車場"利用証"を交付へ

  • 2013.12.11
  • 政治/大阪
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公明新聞:2013年12月11日(水)付



防災拠点へのアクセス整備急げ
大阪府議会で大山議員



大阪府議会本会議が10日開かれ、公明党の大山明彦議員が質問に立った。

大山議員は、南海トラフ巨大地震などへの備えとして、大阪府の八尾空港に隣接する中部広域防災拠点へのアクセス道路の重要性を強調。「現状の道路だけでは、災害時に大渋滞になる」とし、財政状況などで未着工の区間が存在する都市計画道路・八尾富田林線の早期整備を求めた。

府側は「関係市等と連携しながら、検討を進める」と答えた。

また、大山議員は府の乳幼児医療費助成制度について、通院医療費助成の対象が「全国最低の3歳未満である」と指摘。市町村が独自の財源で上乗せ補助を実施していることを示し、府の制度の拡充を迫った。これに対し松井一郎知事は、「優先度の高い事業であり、このままでいいとは思っていない」と述べ、再検討を指示したことを明らかにした。

一方、大山議員は公共施設や商業施設の車いす使用者用駐車場に利用対象でない人が駐車することで、必要とする人が利用できない問題に言及。障がい者らに利用証を交付する「パーキング・パーミット(利用証)制度」の導入をあらためて提唱。松井知事は来年2月開始へ準備を進めていることを明言した。

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