e公明の提言受けストーカー対策が前進

  • 2013.12.05
  • 情勢/社会
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公明新聞:2013年12月5日(木)付



都道府県警に 「危険度判定」導入へ



公明党のストーカー規制法等改正検討プロジェクトチーム(PT、大口善徳座長=衆院議院)は4日、参院議員会館で会合を開き、同PTが11月13日に古屋圭司国家公安委員長など各大臣へ申し入れた「ストーカー事案等に係わる緊急要望」について、各関係省庁における対応の進捗状況を確認した。

このうち、全警察署が正確にストーカー被害の切迫性を調べるための「チェックリスト」を直ちに導入し、丁寧で正確な危険度判定ができる体制の整備を求めていたのに対し、警察庁は「近く都道府県警察に対して指示する」と報告した。

緊急要望は、今年10月に東京都三鷹市で女子高生がストーカーに殺害された事件を受けたもの。警察内や、ストーカー被害の防止策などを話し合う有識者検討会で婦人保護施設や被害者支援団体からヒアリングを行うことや、加害者がネット上に掲載した被害者のプライベートな写真や動画を速やかに削除する仕組み創設など、9項目を要望していた。

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