eあす結党49周年 「衆望」担う使命忘れず

  • 2013.11.18
  • 情勢/解説

公明新聞:2013年11月16日(土)付



50周年へ党の基盤強化し前進を



公明党はあす17日、結党49周年を迎える。半世紀近くにわたり党を献身的に支え、育ててくださった党員、支持者、創価学会員の皆さま、広範な国民の皆さまの温かいご支援に対し、心から感謝と御礼を申し上げます。

公明党はきょう、全国県代表協議会を開き、来年の結党50周年に向けて新たな出発を開始する。公明党議員一人一人が「大衆とともに」の立党精神をいま一度深く胸に刻み、大衆のために尽くし抜く闘いの先頭に立っていきたい。

アジア初の東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年。同年の11月17日、公明党は「日本の柱」「大衆福祉」のスローガンを高らかに掲げ、結成された。

当時の政治状況は、既成政党がイデオロギー闘争や党内の派閥抗争に明け暮れ、国民の多くが政治から置き去りにされていた。庶民の悩みを受け止め、大衆の期待に応える政党の出現が渇望される中、生まれたのが公明党である。

衆望を担って誕生した歴史を振り返るとき、果たすべき使命と責任は、さらに重みを増している。大衆の中に入りきって声なき声を拾い、政策に昇華させて実現する。永遠に変わらない公明党の使命である。

義務教育の教科書無償配布や、隅田川し尿不法投棄問題の追及をはじめ、先輩議員たちの奮闘は半世紀たった今も原点になっている。議員の数は少なくとも、一人一人が「苦しむ人を助けたい」と必死に闘ったからだ。

今や公明党は3000人を超える議員を擁するまでに発展した。地方議員の数は、どの政党よりも多い。しかも、国会議員、地方議員、党員による重層的なネットワークを備えている。東日本大震災の発生でも、被災者に寄り添い、自らを顧みずに働く公明党議員の姿は、立党精神が脈々と息づいていることを証明している。全国のネットワークを生かし、数多くの被災者支援策も実現した。

7月の参院選では比例区第2党の快挙を成し遂げた。国民からの期待の大きさにほかならない。

国民が望んでいることは何なのか。的確に把握し、それを実現する力を磨いていく1年にしたい。

そのためには、議員一人一人の資質向上とともに、さらなるネットワークの強化に取り組みたい。国民と政治を結ぶ役割を担っている公明新聞の購読拡大も欠かせない。

結党50周年をめざし、揺るぎない党の基盤構築へ勇んで前進を開始しよう。

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