e治療の保険適用に期待

  • 2013.08.07
  • 情勢/解説
[画像]メインイメージ

公明新聞:2013年8月7日(水)付



脳脊髄液減少症 患者支援の会に見解聞く
党ワーキングチーム

 



公明党脳脊髄液減少症対策ワーキングチーム(WT)は6日、衆院第2議員会館で会合を開き、仮認定NPO法人脳脊髄液減少症患者・家族支援協会の中井宏代表理事から同症の治療に有効とされるブラッドパッチ(硬膜外自家血注入)療法への保険適用の可能性について見解を聞いた。

同症は交通事故などで頭部や全身を強打することで脳脊髄液が漏れ、頭痛や倦怠感などさまざまな症状を引き起こす疾病。

中井氏は、これまで国が行ってきた研究結果などから見ても、今年度開催予定の先進医療の評価会議において、同療法に効果があると判断されるのではないかと指摘。さらに、多くの同症患者が対象となる診断基準を国際頭痛学会が発表したこともあり、「来年度からの保険適用を阻むものはない」との見方を示し、保険適用へ引き続きの支援を求めた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ