e 教員、医師の理解深めて

  • 2013.08.06
  • 政治/大阪
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 脳脊髄液減少症対策で患者支援の会が要望

 

大阪府  「脳脊髄液減少症患者支援の会子ども支援チーム」の鈴木裕子代表、万
膳京子大阪府代表らはこのほど、
 大阪府庁を訪れ、中原徹教育長、〓山佳洋健康医療部長に対し、脳脊髄液減少症対策の推進を要望した。
これには、同症の患者支援に一貫して取り組んできた立場から、公明党の加治木一彦、垣見大志朗の両府議が同席した。
 席上、万膳府代表らは、「脳脊髄液減少症は早期発見できれば、治る可能性が大きい。
病院や学校現場で同症に対する認識、理解が深まることが重要」と強調し、
(1)早期発見・治療のため医療機関などに正しい情報の提供
(2)養護教諭、管理職を含めた全教員を対象にした研修会の実施と参加呼び掛け
(3)不安を抱える患者・家族に対する相談窓口の開設――などを訴えた。
これに対し、中原教育長は、8月2日に大阪市内で開催される脳脊髄液減少症フォーラムの情報
全養護教員に伝達するとともに、各学校長に同症を説明したプリントを配るなど、
教育現場での対応と支援について周知徹底する考えを示した。〓山健康医療部長は、
相談窓口開設に意欲を示した上で、「保健師や小児科医らに脳脊髄液減少症に対する理解が進むようにしたい」
と語った。

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