e参院選あす投票

  • 2013.07.20
  • 情勢/解説

公明新聞:2013年7月20日(土)付

 

 

執念の猛攻で接戦突破を
相手の「心」つかむ訴えで活路開こう

 

 

激戦の参院選は、いよいよきょう一日の戦いを残すだけとなった。

昨年の衆院選勝利や6月の東京都議選の全員当選に続いての躍進をめざす公明党だが、埼玉、神奈川、東京、大阪の4選挙区の情勢は、いずれも予断を許さない。大混戦で、激しく競り合っている。

比例区では、自民党が倍増の勢いを維持する中、公明党は7議席目をめぐり当落線上で猛追している情勢だ。

マスコミの終盤情勢報道を見ると、公明党は「堅調」などと報じられているが、情勢はあくまでもその時点での情勢にすぎない。しかも、調査は報道される数日前に実施されているのだから、選挙戦の最終まで、全く予断は許さない。

情勢は刻一刻と変わる。支持を約束してくれた人が、他陣営の攻勢に押され、考えを変えているかもしれない。公示直後に依頼した人にも最後の確認が重要だ。頼み忘れた友人・知人はいないか、思い出そう。

メディアの世論調査を研究している埼玉大学の松本正生教授の研究によると、昨年12月の衆院選では、投票日の3、4日前でも無党派層の約7割の人が支持政党を決めていない。きょう一日で情勢が変わる可能性は十分ある。最後に有権者の「心」をつかむ勇気の対話で、公明党を押し上げていきたい。

公明党の最大の持ち味は、国会議員と地方議員を合わせた約3000人でつくる「ネットワークの力」だ。結党以来、4100万件を超える市民相談を積み重ね、聴き取った「小さな声」を政策に実現し、政治を動かしてきた。

連立政権の中に公明党がいなければ、生活者の多様な声を受け止めることはできない。国民目線で政策を実現する公明党が、連立政権内で"かじ取り役"を果たすためには、参院選で公明党が勝利することが不可欠である。

今回と同様、都議選の実施時期と重なった1989年の参院選では、当時の公明の候補者が愛知選挙区(定数3)で48万2534票を獲得しながら、わずか4112票差で次点に泣いた。昨年の衆院選比例区「九州・沖縄ブロック」でも、あと449票を上乗せしていれば、もう1議席獲得できていた悔しさは記憶に新しい。

最終日のきょう一日、爆発的な力を出し切った陣営だけが勝つことができる。選挙の鉄則だ。

全国の友人・知人に電話もフル活用し、「公明コール」で最後の一瞬まで悔いなく戦い、活路を開こう。

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