e「小さな声」でも政治に反映

  • 2013.07.19
  • 情勢/解説

公明新聞:2013年7月19日(金)付



課題解決に議員ネットワーク駆使
公明党の政党力

 

 

東日本大震災以降、政治の役割や政党、政治家のあるべき姿が問われている。昨年の衆院選に続き政党が乱立した参院選でも、有権者は「本物の政党」を厳しく見極めようとしている。

政治の大きな目的の一つは人々の暮らしを守り、前進させることだ。そのために本気で働く政党はどの党なのか。それは「小さな声」にも耳を傾け、生活者の目線に立った政治を着実に実行する公明党しかない。こう確信を持って訴え抜いていきたい。

公明党はこれまで、「一人の声」を政治に反映させてきた。どの党にも負けない政策実現力の源泉は、"声なき声"を真剣に受け止める力と、党員や支持者、地方議員、国会議員による重層的な「ネットワークの力」にある。他党にはない公明党特有の政党力である。

たった一人の「小さな声」であっても、公明党は決しておろそかにしない。党の緊密なネットワークを駆使して、全力で解決に奔走する。

他党の市町村議会の議員に現場の課題を伝えても、それが県や国レベルの問題であれば「市だけでは解決できない」と難色を示されるだろう。

公明党は違う。市町村議員に伝えれば、都道府県会議員、国会議員と連携して課題を真正面から引き受ける。たとえ、議員と面識がない人でも、知り合いの党員や支持者に話せば議員に伝わる。内容によっては党全体の運動になる場合もある。公明党のネットワークの真骨頂だ。

一人の人が抱える問題は、必ずしもその人だけにとどまらない。同じような課題、悩みを抱える人が、全国にもいるに違いない。そう受け止めて取り組むからこそ、公明党は一人の声を国全体の政策や制度に結実できる。

子育て支援策の柱となった児童手当は、党員の署名運動や公明議員の議会質問で全国の自治体に広がり、国の制度となった。携帯電話番号のポータビリティー(持ち運び)制度や白内障手術の保険適用も一人の声から実現した。

公明党の政党力は、結党以来、約50年間にわたって継承されてきた「大衆とともに」の立党精神を、議員一人一人が体現する中で培われた。

確固とした理念や議員相互のネットワークのない政党には、絶対にまねができない。

だから、公明党への1票は政治を変え、生活を前進させる1票になる。

参院選の投票日まで、あと2日。生活者の声に応える政治を進めていくために、断じて勝利したい。

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