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t豊中病院・患者食調理委託業者の入札について

2014年 9月 12日



【一問目】

事業の内容をお聞かせ下さい。

【一問目答弁】

患者食調理業務等の内容でございますが、食材料の購入を除いた患者食について、献立作成、調理全般、調乳、配膳、下膳、食器洗浄などの業務について委託を行うものです。なお、患者食は、365日、1日平均約1,300食を入院患者の病状に応じた内容で提供しております。

【二問目】

患者食に関しては、患者の声はどういう評価なのか?また、調理委託業者に対する評価制度はあるのか?お聞かせください。

【二問目答弁】

患者食に関します評価でございますが、正月や花見、月見をはじめ年22回の行事食に加え、月2回、特別メニューを実施しており、9割以上の方に「入院中にもかかわらず季節感を味わうことができた」、「美味しかった」というご感想をいただいております。また、治療食を含め、全患者を対象とした食事調査を年1回実施しており、総合評価では50点満点中40点という評価をいただいております。さらに、調理委託業者に対する評価制度として、豊中市外部活力導入「モニタリング評価の指針」に準じ、月1回モニタリングを実施しております。これに加え、毎朝の委託業者との合同朝礼による業務報告・連絡及び、病院管理栄養士による献立内容のチェック、厨房内への立ち入り確認を実施すると共に、毎月1回委託業者との合同会議を行い、病院医師及び管理栄養士による検食結果の内容、残食量調査の報告などを行っております。なお、マチカネレシピと名付けた病院食のメニューと作り方を病院ホームページで公開しており、アクセス数も月2,000件を超える好評を得ており、新聞にも取り上げられたところでございます。

【三間目】

評価をきちんとやっていることや、厨房内など調理現場への立ち会いが日常的にあるということで、調理委託業者に対し安心感が高まりました。ただ、今回、現・委託業者の評価にかかわらず、契約を白紙の伏態から、プロポーザル入札するということだが、その入札方法に関して、内容をお聞かせください。

【三間目答弁】

当院では、平成22年度から患者食調理等の業務についてプロポーザル方式を導入し、委託事業者を選定しております。今年度で契約が5年になることから、院内及び市の関係部局の5人の委員で構成する「事業者選定委員会」を設置し、来年度からの委託業者を選定することとしております。審査は、当院が定める審査基準に基づき、「業務遂行能力」や「患者食の質とサービス」などについて評価するとともに、参加事業者によるプレゼンテーション審査を行い総合的に判定してまいります。

【意見要望】

病院食という特殊性を考えると、しっかりした管理栄養士のいる会社や、実績のある会社が価格よりも優先されるのではないかと思います。白紙の状態からプロポーザル入札をして、委託業者を決めることは賛成ですが、現・委託業者の実績評価も十分考慮してバランスのよい判断をしていただきたい。ともあれ、今回の入札を通して、さらに患者さんが喜ばれる病院食を作り上げていただきたい。

平成26年9月環境福祉常任委員会 質疑より

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