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t12月15日(日)vol ・ 264 「大綱質疑・公会計について」

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2013-12-16 Mon 15:47



 12月5日の大綱質疑で、
私は「公会計改革について」他、質問。――
質問の狙いを明確にしながら、
構成も含め何度も推敲を重ねた。
すぐに公会計改革に着手する予定が
ない本市にあって、いかに今の
会計制度が論理的ではなく、
理解しがたい点が多々あることを
あげながら、公会計の見直しに
一歩でも前進してもらうことを
願って質問する。......

現金主義・単式簿記の
現会計制度の非論理的な点。――
 ○借入も歳入とする点
 ○現金が動かない行為は
会計処理しない点。
(現金の伴わない除却や減価償却など)
 ○資産と会計がリンクしていない点
 ○ゆえに、資産台帳の整備が
完璧ではない点
 ○新年度と前年度がダブる
出納整理期間がある点
 ○事業別コストが出ない点
これらを1問1答方式で進める。......

質問をしているうちに、
何故にかくも非論理的な会計を
営々と続けてきたのか、
素朴な疑問にぶちあたる。......
考えられることは、論理性よりも
実務を優先させたこと、
また中央集権の中で補助金行政で
自治体を横並びさせる同一スケールを
国がとったことに起因していると思う。
それは、取りも直さず
住民への説明責任を怠り、
行政の論理優先で
進めてきた結果だ。

いろいろな変革があるが、
行政の骨格たる「会計制度」の
変革なくして真の変革はない。......
本市は私のこれらの質問に
対して、結論として
「総務省の検討状況などを十分把握し、
今後の本市における公会計制度に
適正に反映して参りたい」
との答弁。変革の道は険しい。――
しかし、がんばるしかない。
この会計制度の見直しは、
私の議員としての「使命」だ。
これからが、勝負だ。......


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