e鉄道、農漁業 再開へ全力

  • 2018.07.30
  • 情勢/経済
[画像]メインイメージ
2018年7月30日


今も19路線 復旧至らず 
斉藤氏 鉄橋崩落現場を視察 
西日本豪雨 


公明党「平成30年7月豪雨災害」対策本部の斉藤鉄夫本部長(幹事長代行)は28日、広島市安佐北区を通るJR芸備線の鉄橋が崩れ落ちた現場を視察した。
芸備線は鉄橋崩落や線路への土砂の流入などで、発災直後は全線で運行休止。23日に一部区域で運行を再開したが、全線復旧には1年以上かかる見通しだ。
今回の豪雨では、JR各社に加え最大32事業者115路線が運行を休止し、27日現在、9事業者19路線で全線復旧に至っていない。
中国地方のJR各線では芸備線に加え、福塩線や木次線でも全線復旧に1年以上かかる見通し。呉線の全線復旧は来年1月になる。姫新線や因美線など9路線は全線再開まで1カ月以上かかる。そうした中、伯備線は8月1日に全線で復旧し、特急やくも号などが運転を再開する見通しだ。
一方、貨物輸送の"大動脈"である山陽線が不通となり、東名阪と九州を結ぶ物流に大きなダメージを与えている。全線再開は11月にずれ込むもようだ。
通勤・通学者への影響も大きい。バスやフェリーによる代替輸送が行われているが、利用者は疲弊している。呉市から広島市に代行バスで通勤する男性(31)は「電車で通勤していた時よりも1時間早く起きている。寝不足と慣れない通勤で疲れがたまっている」と話していた。
住民の移動手段を確保するため、斉藤氏は23日、下西幸雄・広島県議と共に、JR西日本広島支社を訪れ、代替輸送の運行を要請。25日には、呉駅―広駅間での代行バスの運行が始まった。斉藤氏は「住民の"生活の足"である鉄道網の早期復旧は喫緊の課題。一日も早い復旧に向け、全力で取り組む」と語った。

ミカン、養殖魚に打撃
愛媛で山本氏

公明党「平成30年7月豪雨災害」対策本部の山本ひろし事務局次長(参院議員)は29日、西日本豪雨で11人が犠牲となった愛媛県宇和島市吉田町に入り、ミカン農家や養殖業関係者から話を聞いた。木村誉県議、宇和島市議が同行した。
山本氏は、かんきつ類の品種改良や栽培技術などを研究する県みかん研究所を視察。加美豊所長は、「新品種の苗は無事だったが、ハウス2棟が全壊した。一刻も早く復旧させたい」と支援を求めた。また、4ヘクタールある園地の約1割が土砂崩れの被害に遭ったミカン農家の薬師寺三行さんは、「農道が寸断されているため、自分の園地に行くこともできない」と農道の早期復旧を訴えた。
一方、今回の豪雨は養殖業にも甚大な被害をもたらした。タイやシマアジを養殖している赤松俊介さんは、「赤潮や雨水が大量に海に流れ込んだ影響で、約4000匹がへい死した。水産業への支援を積極的にしてほしい」と要望した。
視察後、山本氏は「地域の経済基盤でもある第一次産業の復活に向け、公明党のネットワークを生かしていきたい」と述べた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ