e公明、島民の声聞く

  • 2018.07.30
  • 情勢/気象
2018年7月29日


離島で復旧作業が難航 
広島市似島 
西日本豪雨


民家に流れ込んだ倒木や土砂、寸断された道路――。広島湾に浮かぶ離島・似島(広島市南区)でも豪雨の爪痕が今なお生々しい。公明党の渡辺好造市議は28日、現場ニーズの把握へ島民の声を聞いて回った。
島内では土砂が崩れ、十数軒の家屋が半壊以上の被害を受けたとみられる。島特有の重機が通れない細い路地が入り組み、復旧作業の多くは手作業に頼らざるを得ず、難航している。
島の人口約800人のうち65歳以上は5割を超え、頼みの綱のボランティアが連日、島内で奮闘。広島と島を結ぶ似島汽船株式会社(浜本義幸社長)がボランティアの船賃を無料にしている。
一方、島内唯一の医療機関・似島診療所の石光秀年理事長は、「ボランティアを手伝った高齢者が熱中症になる例が多発している」と注意を呼び掛ける。渡辺市議は島内の危険箇所を回りながら、「台風が接近している。人命最優先で備えてほしい」と被災者に声を掛けていた。

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