e核なき世界へ誓い新たに

  • 2018.07.25
  • エンターテイメント/情報
2018年7月25日


党広島県本部が平和創出行動


被爆73年の8月6日を前に、公明党広島県本部(代表=斉藤鉄夫幹事長代行)のHIROSHIMA平和創出委員会(委員長=西田浩・広島市議)は24日、広島市内で「平和創出行動」を実施。これには、山本ひろし参院議員(参院選予定候補=比例区)と、同県本部の議員、党員らが参加した。
広島コンベンションホールで開かれた大会で、山本氏は「昨年7月に国連で採択された核兵器禁止条約を巡って、核保有国と非保有国の対立が深まっている」と指摘。その上で「日本政府が双方の"橋渡し役"を果たせるよう、粘り強く多面的に支援していく」と述べた。
また、広島市在住の歴史家・森重昭さんが「広島の復興に尽力した人々」と題して基調講演を行った。自らも被爆者である森さんは、連合国捕虜の研究で知られ、2016年に広島を訪れたオバマ前米大統領と抱擁したことで注目された。森さんは、原爆投下から10年間、国からの援護がなかった「空白の10年」における被爆者の苦難を語った。
このほか、被爆2世で広島市「被爆体験伝承者」として活動する東野真里子さんが自らの活動などを報告。大会の最後には、平和宣言を採択した。
これに先立ち、山本氏と同県本部の議員は原爆養護ホーム3施設を訪れ、入所する被爆者を見舞った。さらに、同市中区の平和記念公園内にある原爆死没者慰霊碑と韓国人犠牲者慰霊碑に献花し、核兵器廃絶への誓いを新たにした。

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