e「ヘルプマーク」配布

  • 2018.07.25
  • 生活/生活情報
2018年7月25日


4県連携事業で認知度向上も 
高知県


高知県は、人工関節や義足、内部障がいや難病、妊娠初期など、援助や配慮を必要としていても外見では分かりにくい人が携帯し、周囲の人から必要な支援を受けやすくする「ヘルプマーク」の無料配布を20日からスタートした。
ヘルプマークについては、公明党の黒岩正好県議が昨年9月定例会で「県が掲げる共生社会を実現する趣旨からも導入、推進は必要」として、早期実現を訴えてきた。
ヘルプマークは、かばんに装着したり、身に着けたりできるもので、県障害福祉課が3000個を製作。県関係機関や各市町村の担当窓口のほか、県内の協力機関で希望者に配布する。また、配慮に必要な内容などを事前に記入しておき、相手に提示して知らせることができる「高知県版ヘルプカード」も、同課のホームページ上で公開されており、自由に印刷して使用できるようになっている。
同課では「ヘルプマークの普及啓発や周知を図るため、イベントなどでのチラシ配布やポスター掲示を進めていく」(西野美香課長)方針で、四国4県の連携事業によるPR活動を推進する協議会も、このほど設立された。JR四国での車両広告や車内アナウンス、駅構内でのポスター掲示などによる認知度の向上が期待される。

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