e手話への理解広めて

  • 2018.06.25
  • 生活/生活情報
2018年6月25日


ろう重複障がい者 施設を山本氏が視察
広島市


公明党の山本博司参院議員はこのほど、広島市で、聴覚に加えて視覚や知的などの障がいがある、ろう重複障がい者の通所施設「アイラブ作業所」を視察した。日下美香・広島県議、星谷鉄正市議が同行した。
同作業所は、社会福祉法人広島聴覚障害者福祉会が運営。今年4月に新施設が完成し、現在39人の障がい者が通い、菓子作りなどの軽作業に取り組んでいる。同会は障がい者や家族らに必要な情報提供や助言などを実施する相談支援事業も始め、平日午前9時~午後5時まで無料で受け付けている。
意見交換の中で、濱村孝正常務理事は「通所者の高齢化が進み、高齢の障がい者を受け入れる体制の整備が課題」と指摘。作業所の沖本浩美施設長は「聴覚障がい者のコミュニケーション手段である手話への社会的理解を広げてほしい」と求めた。
山本氏は、改正障害者総合支援法に基づいて、今年4月から始まった、低所得の高齢障がい者が介護保険サービスを利用する際の負担軽減措置を説明。その上で、「要望を受け止め、今後の施策に反映させていく」と述べた。

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