e困窮家庭の学習支援

  • 2018.06.21
  • 生活/生活情報
2018年6月21日


サポートスクール
中学生対象に
愛知・西尾市


愛知県西尾市はこのほど、就学援助か生活保護を受けている困窮世帯の中学生を対象に、学習を支援する「サポートスクール」を始めた。参加費は無料。
市総合福祉センターで毎週土曜日の午後1時30分~4時30分まで開催。シルバー人材センターから派遣された元教員や、ボランティアの大学生らが、宿題や授業内容の予習・復習をサポートする。公共交通機関を利用した人には、交通費も支給する。
公明党の大塚久美子市議は昨年3月定例会で、子どもの貧困対策について質問。家庭の経済状況が子どもの進学に影響を及ぼすことがないよう、勉強を支援する体制の構築を求めていた。
スタートした当日、公明党の大河内博之、大塚の両市議がスクールを訪問。17人の中学生が参加し、講師の助言を受けながら宿題などに取り組んでいた。
市担当者は「参加者から『自分が遅れているところが分かった』などの声が上がっている。経済的な理由で塾などに通えない子が高校・大学に進学できるよう支えていきたい」と話していた。

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