eたばこの煙のない街へ

  • 2018.06.20
  • 政治/国会
2018年6月20日


大松議員 児童虐待対策、全庁で
都の受動喫煙防止条例案


東京都議会は19日、第2回定例会の本会議を開き、公明党から大松成議員が代表質問に立った。
大松議員は、従業員を雇用する飲食店を原則、屋内禁煙とする受動喫煙防止条例案に触れ、人に着目し、働く人たちを守る内容を評価。東京五輪・パラリンピックに向け、たばこの煙のない「スモークフリー」都市とする観点から、国の法案より強い規制に理解を示し、対応する自治体や事業者への支援を求めた。小池百合子知事は、屋外公衆喫煙所の整備費の全額補助や、飲食店の喫煙専用室設置に対する補助拡充を実施する考えを示した。
また大松議員は、18日朝の大阪北部地震に伴うブロック塀倒壊により、登校中の小学生が亡くなった惨事を受け、公立小中学校の通学路を緊急に「安全総点検すべきだ」と訴えた。中井敬三教育長は区市町村の教育委員会と連携の上、「早急に点検し、児童生徒の一層の安全確保を図る」と回答した。
一方、児童虐待防止対策で、大松議員は全庁横断的な体制構築と都条例の制定を提案。これに対し小池知事は、庁内組織を立ち上げるとともに、行政や都民、保護者の責務などを盛り込んだ条例を「新たに策定していく」と明言した。

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