e2次救急の地域拠点

  • 2018.06.06
  • 生活/生活情報

2018年6月6日



総合医療センター 新病棟を開設

三重・桑名市



三重県桑名市の地方独立行政法人「桑名市総合医療センター」の新病棟がこのほどオープンした。同センターの整備を推進してきた市議会公明党の竹石正徳、畑紀子の両議員は先ごろ、新病棟を訪れ、同法人の竹田寬理事長から話を聞いた。

同市では旧市民病院が地域医療の中心だったが、赤字経営だったほか、入院・手術を必要とする2次救急医療に対応できないという問題があった。市はこれらを解決するため、旧市民病院の地方独立行政法人化、民間2病院との統合を進め、総合医療センターを2012年に設立。3カ所に分かれていた病院を統合する新病棟の建設に取り組んできた。

新病棟の開設で病院機能は1カ所に集約され、年内には常勤医師数が95人(昨年4月時点)から120人に増える。また、がん診療強化のため、放射線治療装置や核医学検査装置など、最新鋭の機器を導入。産科病床や新生児集中治療室を増設するなど、周産期、小児医療の体制も充実した。竹田理事長は「2次救急医療を地域内で完結できる」と話していた。

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