e女性候補推進法が成立

  • 2018.05.17
  • 政治/国会

2018年5月17日



公明リード 政党の努力義務を明記



女性の政治参加をより進めるため、各種選挙での男女の候補者数をできるだけ均等にするよう政党や政治団体に求める「政治分野における男女共同参画推進法」が16日の参院本会議で全会一致で可決、成立した。公布と同時に施行される。

同法は議員立法で、政党などの努力義務として「男女それぞれの公職の候補者数について目標を定める等、自主的に取り組むよう努める」と明記。国や地方公共団体も、男女候補の均等化に向けて「必要な施策を策定し、実施するよう努める」と規定している。

同法の成立を受け、超党派の「政治分野における女性の参画と活躍を推進する議員連盟」の副会長として法案作成に当たった、公明党の高木美智代衆院議員は、公明党が推進法成立をリードしてきたとして、「多くの女性団体と共に取り組み、他党との調整では接着剤となった」と強調。また、人材育成への支援も盛り込まれた点に触れ、「女性を政治分野に送り出す動きが加速するよう取り組む」と述べた。

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