e東アジアの平和創出へ

  • 2018.04.23
  • 情勢/国際
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公明新聞:2018年4月23日(月)付



日中の新時代築く
首脳往来実現し、関係深化も
長崎で山口代表が強調



日中平和友好条約の締結から40周年、公明党創立者の池田大作・創価学会第3代会長(当時)が日中国交正常化提言を発表して50周年の節目を受け、公明党長崎県本部(県代表=麻生隆県議)は22日、長崎市で公明党の山口那津男代表が出席して日中友好に関する「公明党フォーラム」を開催した。

あいさつに立った山口代表は、日中の歴史的な節目となる今年の意義について、「日中関係にとって新たな時代を築く、関係を良い方向へ決定づける大事な年であり、公明党にとっても意義のある年だ」と強調。中国政府も重要な年であるとの認識を示していることも踏まえ、「日中両国がお互いに力を合わせて、東アジアの平和と安定をつくり出し、同じ方向を向いて、世界に貢献できる仕事を一緒にやっていく時代を築いていかなくてはならない」と訴えた。

また、16日には約8年ぶりとなる「日中ハイレベル経済対話」が東京都内で開催されたことを評価。5月上旬に日本で開催予定の日中韓サミット(首脳会議)などを通じ、日中首脳の往来を実現し、信頼関係を深化させていくことが重要だと述べた。

公明党と中国の歴史について山口代表は、党創立者の国交正常化提言とともに、公明党が結党以来、日中関係の改善に取り組んできた歴史を報告。「歴史をかがみとして未来に向かう日中のあり方が望ましい」と述べた上で、「両国政府がさまざまな課題でもめることがあっても、公明党は一貫して中国と信頼関係を持ち、交流を重ねてきた」と語った。

会合では公明党の秋野公造参院議員(同県本部顧問)がコーディネーターとして長崎県と中国との歴史に関するパネルディスカッションを実施。パネリストとして中村法道県知事をはじめ、長崎孔子廟中国歴代博物館の陳優継館長、長崎地区中国留学生学友会の何暁曦会長、長崎市国際課の林哲浩・国際交流員が参加し、山口代表、河野義博参院議員も意見を述べた。
これに先立ち、秋野氏、麻生県代表があいさつした。

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