eIR実施法案で合意

  • 2018.04.04
  • 情勢/経済

公明新聞:2018年4月4日(水)付



世界最高水準の規制確保
与党ワーキングチーム



自民、公明の与党両党のカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法に関するワーキングチーム(WT)は3日、衆院第2議員会館で会合を開き、同法案を巡る全ての論点で合意した。これを受け政府は法案作成を進め、今国会に提出する見通し。

焦点となっていた日本人のカジノ入場料では、公明党が世界最高水準のシンガポール並みの規制導入を主張。協議の結果、実質的にシンガポール以上の規制となる1回当たり6000円で決着した。

入場規制については、より厳格にするため、これまでの与党協議で、日本人のカジノ入場回数を週3回かつ月10回に制限するとともに、入場時にはマイナンバーカードで確認することで合意している。

このほか、カジノ面積については、IR施設の延べ床面積の3%までとし、IRの区域認定数は3カ所を上限とした。

会合終了後、公明党の石田祝稔政務調査会長は記者団に対し、「出来上がった法案はしっかりと審査していく。結果的に日本にとってプラスになったと評価されるよう、与党の責任で取り組む」と述べた。

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