e党都本部女性局 重要課題の理解促す

  • 2018.03.27
  • エンターテイメント/情報

公明新聞:2018年3月27日(火)付



バリアフリー先進都市へ
パラリンピック開催を契機に



公明党東京都本部女性局(局長=松葉多美子都議)は2月下旬から3月末にかけ、バリアフリーや女性視点の防災対策について意識啓発に取り組みました。その活動を紹介します。

党都女性局は2009年から毎年、「女性の健康週間」(3月1日~8日)に合わせて、各種のテーマを決めて意識啓発を図っています。

今回は東京五輪・パラリンピックに向けたバリアフリーをテーマに設定。2月25日、都内で「2020パラリンピックで東京が変わる~バリアフリー先進都市へ~」と題した講演会を昼夜2回開催しました。平田竹男・内閣官房オリパラ事務局長(早稲田大学大学院教授)らが講演したほか、公明党の太田昭宏全国議員団会議議長、松葉局長があいさつしました。

講演で平田事務局長は、パラリンピックのシンボルマークや東京大会の概要などを紹介した上で、懸念される暑さ対策や首都直下地震が発生した場合の対応の重要性を指摘。現在、進められている対策が「東京、日本に残り、かけがえのないレガシー(遺産)になっていく」と語りました。

これに先立ち、国土交通省の由木文彦・総合政策局長は講演で「今、障がい者にとって住みやすい街をつくることは、やがて高齢化する私たちのためにもなる」と強調。都オリンピック・パラリンピック準備局の萱場明子パラリンピック部長は都で進めるバリアフリーの取り組みや大会に向けた機運醸成などについて紹介しました。

昼の部では、小池百合子都知事が出席し、パラリンピックを機に「東京の街は"優しくなった"と思われるよう、大会への備えを進めていきたい」とあいさつしました。

党都女性局は今後、各自治体でバリアフリーの推進に積極的に取り組んでいきます。


「東京くらし防災」訴え


各地でキャラバン街頭


党都女性局は各総支部単位で、公明党の提案で都が作成した防災ブック「東京くらし防災」をアピールするキャラバン街頭を行っています。

党立川総支部では19日、山本美智代、門倉正子の両立川市議と女性党員が立川市内で街頭に立ちました。山本市議らは3月1日から「東京くらし防災」の配布が開始されたことを紹介。「寝る前にカーテンを閉めておけば、窓ガラスの飛散防止になる」といった工夫や、普段使っている物を少し多めに備える「日常備蓄」などが掲載されていることに触れ、「これからも女性視点の防災対策を進めていく」と強調しました。

両市議と女性党員は2015年11月から、原則月1回の街頭演説会を続けています。

一方、松葉局長は25日、杉並区内で党杉並総支部が開いた街頭演説会に出席。これには、横山江美、山本弘子の両杉並区議らと女性党員が参加しました。

松葉局長は、「東京くらし防災」が都議会公明党の提案で発行されたと力説。都や区の施設、郵便局、スーパーなどで無料配布されていると説明しました。その上で、冊子で紹介されている「乳児用液体ミルク」について、「東日本大震災や熊本地震の被災地に届けられ、役立てられた」と言及。公明党が国内での販売解禁に取り組んでいることに触れ、「製造・販売ができるようになれば東京都としても備蓄していきたい」と訴えました。

街頭演説の各会場では、女性党員らが、党都女性局が作成したチラシを配布し、多くの通行人が受け取りました。チラシには「東京くらし防災」の概要や配布場所、防災対策に女性の視点を生かしてきた公明党の取り組みなどが記載されています。

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