e「森友」書き換え 真相解明に全力
- 2018.03.26
- 情勢/解説
公明新聞：2018年3月26日（月）付
NHK番組で山本さん 電子記録の公開早く
公明党の山本香苗参院政策審議会長は25日、参院の与野党幹部と共にNHK番組「日曜討論」に出演し、学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書書き換え問題について、「（公文書は）国民共有の知的財産であり、書き換えることはあり得ない。断じて許されないことだ」と強調し、真相解明と再発防止策に全力を挙げると述べた。
また、財務省本省内の電子決裁システム内に残っていることが判明した書き換え記録の公開に、与党が非協力的とする野党議員の発言に対して山本さんは「（そもそも）記録が残っていることを国会でただしたのは公明党議員だ」と反論し、同省に国会審議を通じて早急な対応を求める考えを示した。
一方、南北首脳会談や米朝首脳会談に踏み切ろうとする北朝鮮の変化について、「自公政権が国際社会と足並みをそろえて圧力をかけてきた成果だ」と指摘。首脳会談を拉致や核・ミサイル問題の解決につなげる大事な一歩とするべく、日本もしっかり関与していくことが必要と語った。
