e運送会社に備蓄倉庫

  • 2018.03.14
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年3月14日(水)付



避難所のバックアップ充実
名古屋市



名古屋市はこのほど、災害時の避難所に水や食糧を供給する備蓄倉庫を、同市南東部に隣接する東海市名和町に設けた。市は各避難所に物資を備蓄しているが、災害が発生し避難所の物資が不足したときに備蓄倉庫から届け、補充する。

今回設けた備蓄倉庫は運送会社の倉庫を利用したもの。緑区など市南東部の避難所を中心にバックアップする。倉庫は高速道路のジャンクション・インターチェンジの近くにあり、主要国道へのアクセスもよい。アルファ化米などの食糧約2万4000食、飲料水ペットボトル約2900リットル、毛布約2000枚を来年3月までに備蓄する予定。

これで市の備蓄倉庫は6カ所となり、3カ所が運送会社、残り3カ所が市施設での備蓄となった。運送会社の倉庫を利用すると、物資をすぐ積み込んで出発できるため、迅速だ。

公明党の近藤和博市議は2016年6月定例会で、備蓄倉庫が市南東部にないことを指摘。設置を検討するよう求めていた。

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