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  • 2018.03.09
  • 情勢/経済

公明新聞:2018年3月9日(金)付



25回目のランタンフェスティバル
省エネ化へLED活用
過去最高106万人来場
長崎市



中国の春節(旧正月)を祝う「長崎ランタンフェスティバル」が、長崎市で4日まで開かれた。同イベントは今年で25回目で、2月16日からの17日間に過去最高となる延べ106万人が訪れた。期間中、観光業の充実を後押しする公明党長崎市議団(向山宗子団長)の議員が現地を視察した。

空が薄暗くなった午後5時。長崎新地中華街の湊公園をはじめ、市内中心部に装飾されたオブジェや約1万5000個の中国提灯(ランタン)が点灯された。

ランタンフェスティバルは、市が1994年、長崎新地中華街商店街振興組合と連携してスタート。会場スタッフには地元の大学生や市商工会議所青年部がボランティアで参加するほか、期間中の土曜日に行われるパレードには、市民が参加することができる。今年からは省エネ化をめざし、中心会場の湊公園などに設置している8体のオブジェの電飾にLED灯を使用した。

市観光推進課によると、今年は過去最高の106万人が来場し、経済効果も昨年の約94億円を上回る見通しで、「地域のさらなる活性化に向け、毎年100万人以上の観光客に来場してもらえるよう、イベントの充実を図りたい」と意気込んでいる。

党市議団は、定例議会の一般質問や予算要望などを通じて、ランタンフェスティバルをはじめとする市の観光事業の拡充を推進している。

フェスティバルを視察後、向山団長は「さらなる地域経済の活性化に尽力していく」と語っていた。

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