e地域ブランドへ支援を

  • 2018.03.05
  • 情勢/経済

公明新聞:2018年3月5日(月)付



七島藺の生産現場を視察
大分・国東半島地域で秋野氏



公明党半島振興対策プロジェクトチームの秋野公造座長(参院議員)は4日、大分県の国東半島地域を訪れ、畳などの材料として利用される「七島藺」の生産現場などを視察した。公明党の地元県議、市議らが同行した。

七島藺は、国東半島地域のみで生産され、国の地理的表示(GI)保護制度に登録されている。畳の材料である「い草」よりも硬く、丈夫なため、柔道などの畳に多く利用される。一方で、その特性により加工が難しく、機械化も十分に進んでいない。

秋野氏らは、国東市内で七島藺の加工を行う作業現場を視察。その後、同市内にある「くにさき七島藺振興会」の事務局を訪れ、関係者から、後継者不足など、七島藺を取り巻く現状について話を聞いた。

視察に同行した同市の三河明史市長は、「"地域ブランド"である七島藺を守るため、担い手の育成や生産効率の向上などについて、国の支援を加速させてほしい」と要請。秋野氏は、「産業だけでなく、文化的にも重要なものだ。国に現状を訴えていく」と語った。

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