e周囲の助け受けやすく

  • 2018.02.20
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年2月20日(火)付



市民へ啓発も「ヘルプカード」配布
兵庫・西宮市



兵庫県西宮市は昨年12月から、障がいのある人や病気の人らが日常生活で困った時や災害に遭った時に、周囲に提示して助けを求める「ヘルプカード」を配布している。この事業を推進してきた市議会公明党の大川原成彦幹事長と竹尾智枝の両議員はこのほど、市担当者から配布状況などを聞いた。

ヘルプカードには、してもらいたい支援の他、氏名、連絡先、障がい名・疾病名、常用している薬などを書き込める。例えば「耳が不自由なので筆談をお願いします」と記入したカードを、役所窓口や交通機関などで提示すれば、必要な配慮を受けることができる。

ヘルプカードを受け取れれるのは、市役所や各地の保健福祉センターなど7カ所。1月末までに363枚を配布した。

市はカード配布と併せて、ケーブルテレビや鉄道駅でのポスター掲示を通じて、市民、事業者への啓発も行っている。

竹尾議員は昨年6月定例会で、ヘルプカードの採用が全国各地に広がっていることを指摘し、早期の導入と市民らへの広報強化を提案していた。

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