e平昌五輪 成功へ協力

  • 2018.01.24
  • 情勢/国際
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公明新聞:2018年1月24日(水)付



慰安婦問題 日韓合意の実行を
山口代表が韓国大使に



公明党の山口那津男代表は23日、東京都新宿区の公明会館で、韓国の李洙勲駐日大使の表敬を受け、懇談した。

井上義久幹事長、魚住裕一郎参院会長、遠山清彦国際委員長(衆院議員)が同席した。

冒頭、山口代表は、来月9日に開幕する韓国・平昌冬季五輪について「大成功を期待している」と強調。「平昌と、2020年の東京五輪、22年の北京冬季五輪を日中韓が協力して成功させることが大切」と語った。

李大使は、韓国が五輪を契機に北朝鮮との対話を進めていることに関し、「五輪後も平和状態を継続できるよう努力したい。それが北朝鮮の非核化につながると期待している」と述べた。

これに対して山口代表は、「(南北の対話路線が)非核化に結び付くと楽観する人は日本では多くない」と指摘。その上で、「南北対話は大事だが、非核化に向けて国際社会と連携しながら結束することが極めて重要だ。とりわけ日米韓の結束をさらに強化して、互いの信頼を高めていく必要がある」と力説した。

また、慰安婦問題を巡る日韓合意に関して韓国が発表した新方針について、「政府間の合意が守られるか、日本人の圧倒的多数が心配している。約束したことが実行されるよう行動してほしい」と述べた。

このほか、山口代表と李大使は、日中韓サミット(首脳会議)の実現や、両国の首脳が頻繁に往来する「シャトル外交」の必要性で意見交換した。

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