e公明わが地域に 拡大の取り組みから

  • 2018.01.22
  • 情勢/経済
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公明新聞:2018年1月22日(月)付



空白区で第1党に躍進
有権者411人、130票を獲得
和歌山県北山村



2017年10月の衆院選。和歌山県北山村で公明党は比例区において、有権者411人に対し過去最高の130票を獲得し、初めて第1党に躍り出た。市町村別に見た公明党の絶対得票率は、12年、14年の衆院選に続き3回連続、関西トップとなっている。同村を訪ね、躍進の要因を探った。


ポイント

☆先駆者の奮闘
☆村出身者の応援
☆公明党がいる安心感


紀伊半島の中央部に位置する和歌山県北山村は、三重県と奈良県に囲まれる"国内唯一の飛び地の村"。人口は449人(1日現在)。典型的な過疎の山村である。

公明党は同村議会で一度も議席を得たことはなく、現在、村内に党員は一人もいない。従来からの支持者は10人ほど。党勢拡大は極めて困難と思われるこの村で、いかにして党支援を定着させたのか。関係者に取材を重ねると、「先駆者の奮闘」「村出身者の応援」「公明党がいる安心感」の三点が浮かび上がった。

「二人の山口さん」と慕われた猛者がいた。村唯一の公明党員だった故・山口勇夫さんと故・山口計三さんだ。「宣伝カーも党幹部の来援もビラもなかったが、二人の山口さんは村を駆け回り、公明支援を一人また一人と広げ、今日の礎を築いた」。同村が所属する公明党新宮支部の榎本鉄也支部長(新宮市議)は先駆者二人の活躍をしのんだ。

二人の遺志を継ぎ、拡大をリードしているのは、長年の支持者である前岡武津雄、康子さん夫妻だ。康子さんは「今回の衆院選では、就職や結婚で村を出た公明支持者が今まで以上に熱心に村民に電話し、支援を訴えてくださった。郷里を愛する村出身者の力で得票が伸びた」と、感謝の思いを語る。15年12月から無所属の村議を務める武津雄さんも「村外からの応援で公明党への理解は一層深まった」と口をそろえた。


世話人代表(前村長)中心に語る会


15年7月。前岡さんら支持者を力強く後押しする出来事があった。公明党の浮島智子衆院議員(党和歌山県本部顧問)の来村予定を知った当時の奥田貢村長が「村民が国会議員と話せるいいチャンス」と、村長自身が世話人代表となり「語る会」の開催を企画。案内チラシまで自ら作成し参加を呼び掛けたのだ。そのかいあって当日は村民の1割以上が会場に詰め掛け、大盛況に。浮島さんは村の観光資源を生かした活性化策を進めると熱弁した。奥田氏は「語る会の参加者は公明党に親しみを感じた様子だった。以前から西博義さん(元公明党衆院議員)や浮島さんの事務所スタッフが何度も村に来て交流を重ねてきたことも相まって、今回の公明党の得票増につながったのだろう」と振り返る。


村長は公明国会議員の大ファン


「衆院選での公明党の好成績は、村民が自公の安定政権を高く評価した結果」。こう分析するのは山口賢二・現村長。「浮島さんの大ファン」を自認し、「自民党だけだと不安もあるが、政権に公明党がいると安心できる」と大きな期待を寄せる一人だ。

今月中には山本香苗参院議員、3月には浮島さんが村を訪れ、語る会が開かれる予定だ。「住民の声に直接耳を傾け、党の政策や実績、地域発展への熱い思いを伝える絶好の機会。大成功させたい」と意気込む榎本支部長。拡大への闘志は熱く燃えていた。

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