eコラム「北斗七星」

  • 2018.01.15
  • 情勢/社会

公明新聞:2018年1月15日(月)付



セールスの極意は何だろう。いろいろあるだろうが、例えば『なぜ、私はBMWを3日に1台売ることができたのか』。著者の飯尾昭夫氏は、高級輸入車BMWの販売で日本一を走り続けた伝説のセールスマンだ◆誠実な対応、数多くのお客様に会う、きちんとしたアフターフォロー...。「当たり前のこと」を愚直にやり抜いた結果、「また、あなたから買いたい」というリピーターが生まれ、そこから親戚や知人の紹介に広がった◆飯尾氏に「実際に会ったことがある」というのは、前職が輸入車販売の営業マンだった公明党の地方議員。雄弁で高級スーツを着こなした人物かと思いきや、地味で口数の少ない印象に驚いたそうだ◆翻って当の議員。初当選後、公明新聞の購読拡大を決意して多くの人に当たるも、はかばかしくなかった。しかし、同議員は、市民相談で出会った一人一人を徹して応援し抜き、途中経過を報告したりして、相談内容の解決に努力を傾けた。そうして信頼関係が深まると、自ずと新聞購読につながり、新たな人脈も紹介してもらえるように。読者からは党の政策に共感の声が寄せられた◆二つの事例は次元が違うが、通底するものがあるのではないか。公明党は2月末まで「機関紙拡大運動 集中期間」。"一人"を本当に大切にする中に、道は開ける。(間)

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