e「私たち公明党が復興の力に」

  • 2018.01.09
  • 生活/生活情報

公明新聞:2018年1月6日(土)付



放射線や3・11後を学ぶ
「コミュタン福島」視察
子どもの"実験教室"も見学
党福島県女性局



東日本大震災と東京電力福島第1原発事故後の復興状況や放射線への理解を深めようと、公明党福島県本部女性局(小野京子局長=福島市議)の議員と党員はこのほど、同県三春町の県環境創造センター交流棟「コミュタン福島」を視察した。

「福島のいま」を体感できると好評のコミュタン福島。一昨年7月のオープン以来、12万9千人超が来場し、県内の小学校の半数に上る226校が校外学習で活用している(昨年11月末現在)。

一行は、星一副所長らの案内で福島第1原発の事故直後の様子を再現した模型を見学し、メモを取りながら真剣な表情で説明に聞き入った。復興の歩みを伝える映像も視聴。震災当時の記憶や被災地で奮闘する人々に思いを巡らせ、すすり泣く参加者もいた。「目に見えない」放射線の特性をゲーム感覚で学べるコーナーでは、自然界に存在する放射線が飛び交う様子を確認できる装置や、国内外の空間線量を比較できるマップを見て回った。

一行はこのほか、郡山市立芳山小学校の児童が放射線の"実験教室"に取り組んでいた様子も見守った。

「放射線を防いでみよう!」との担当者の掛け声で実験に取りかかる子どもたち。「アルファ線・ベータ線・ガンマ線などの放射線は、どんな物に遮られるんだろう?」との難しそうな問題にも「紙かな、アクリル板かな」「いや鉄板かも」などと首をかしげながら仲間と話し合い、解決に挑戦。"解明"したことは、一つずつプリントに書き込んでいた。

視察を終え、喜多方市から訪れた二木敬子さんは「放射線について分かりやすく学べることに大変驚きました。震災被害の大きさをあらためて体感し、公明党員として復興に尽力しなければと決意を固くしました。会津地方は風評被害の払拭などが課題ですが、"負げでたまっか"の精神で頑張ります」と語っていた。

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