e発想の具体化 的確に

  • 2018.01.09
  • 情勢/テクノロジー

公明新聞:2018年1月5日(金)付



党横浜市議団 プログラミング教育視察



公明党横浜市議団(高橋正治団長)はこのほど、同市神奈川区にある市立羽沢小学校(田屋多恵子校長)を訪れ、同小の6年生を対象に行われたプログラミング教育の授業を視察するとともに、田屋校長ら関係者と意見交換した。

2020年度から小学校で必修となるコンピューターを使ったプログラミング教育に、横浜市は先進的に取り組んでいる。ノウハウを持つ企業や法人の力を借りた「未来を創造する先行的な教育活動」として15年から、市内の小中学校でロボットを利用したプログラミング授業を導入。17年度は、これまでに約10校で行われている。

この日の授業は羽沢小の6年生2クラスで実施。児童たちは小グループに分かれ、「一般社団法人・横浜すぱいす」の古川三千代さんを講師に、市内の専門学校の学生ボランティアが児童と共に考える「メンター(助言者)」としてグループごとに付き添い、授業が進められた。児童たちは「面白い!」「毎日受けたい」と目を輝かせていた。

議会質問などを通じて一貫してプログラミング教育への支援を推進してきた党市議団の一行は、児童と共に考え、感想を聞いたりしながら授業を参観。高橋団長は「単にコンピューターの操作に慣れるということではなく、自分で発想し、それを的確に具体化していくことを学ぶ意味で大切な教育だ」として、実効性あるプログラミング教育のための環境づくりに、さらに取り組んでいく考えを示した。

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