e公明新聞:2017年12月25日(月)付

  • 2017.12.25
  • 情勢/テクノロジー
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公明新聞:2017年12月25日(月)付



市民通報型のアプリ導入
大阪・豊中市



豊中市はこのほど、「道路に穴が開いている」「カーブミラーが見えにくい」など、道路に関する不具合を市民が発見した際、迅速に市に通報できるスマートフォン(スマホ)用のアプリ「まちカメくん」を試験導入した。

市のマスコットキャラクター「マチカネくん」になぞらえて命名され、アンドロイドやiPhone(アイフォーン)のいずれのスマホでも利用でき、無料だ。

同アプリは、メールもしくは電話での通報が選択できる。メールについては、補修が必要な箇所をスマホのカメラで撮影した上で、地図情報を入力して送信。緊急性が高い場合など、電話での通報も受け付けている。

市によると、アプリのダウンロード件数は11月末現在で258件。通報は36件あり、特に10月は府内各地で多くの被害が出た台風による倒木や信号機のゆがみなどが報告されたという。市道路維持課は「文章に加え画像と位置情報が示され、迅速に対応できるようになった」と導入の効果を指摘する一方で、「位置情報がずれると確認に時間がかかるケースもある」とし、修正点を改善した上で今後、本格導入をめざす方針だ。

市民通報型のアプリについては、市議会公明党(弘瀬源悟幹事長)が2013年の定例市議会から一貫して導入を訴え、推進してきた。

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