e日中韓サミットへ努力

  • 2017.11.27
  • 情勢/国際
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公明新聞:2017年11月27日(月)付



盛岡市で山口代表 韓国訪問の成果を報告



公明党の山口那津男代表は26日、井上義久幹事長と共に盛岡市で開かれた党岩手県本部(小野寺好代表=県議)の政経懇話会に出席し、22~25日の日程で韓国を訪れ、日韓関係の発展へ文在寅大統領らと会談した成果を報告した。

今回の訪韓の目的について、山口代表は「日本を取り巻く安全保障環境は厳しい状況だ。政府間だけではなく、政党、政治家も率直に話し合いをして、政府を後押しする必要がある」と強調。文大統領との会談では、日本が議長国を務める日中韓サミット(首脳会談)の早期開催へ訪日を要請した際、大統領が「喜んで一日も早く日本を訪れたい」と強い意欲を示したことに触れ、サミット実現へ日韓両国とも環境整備に努力していく必要性を力説した。

経営者の高齢化が進む中小・小規模事業者への支援策については、「中小・小規模事業者の基盤が大企業を支え、日本経済を支えている。その事業の基盤を維持するための仕組みをつくらなければならない」と指摘。特に、中小・小規模事業者の事業承継が円滑に進むよう、来年度税制改正で相続税や贈与税に対する納税猶予制度の拡充などを進めていく考えを示した。

一方、井上幹事長は、東日本大震災の発災から6年8カ月が経過したことに触れ、引き続き風評と風化の"二つの風"と立ち向かい、「一人一人が人間の復興を成し遂げるまで闘いを続けなくてはならない」と訴えた。

会合には、若松謙維、横山信一の両参院議員のほか、来賓として鈴木俊一五輪担当相、達増拓也県知事、谷村邦久盛岡商工連盟会長らが出席した。


公明党訪韓団が帰国


22日から韓国を訪問していた公明党訪韓団の山口那津男代表、遠山清彦国際委員長(衆院議員)、杉久武参院議員は25日深夜、羽田空港着の全日空機で帰国した。

訪韓団は、韓国の文在寅大統領のほか、丁世均国会議長や文喜相国会議員、韓日議員連盟の姜昌一会長らと会談し、日韓関係の発展へ精力的に意見を交わした。

また、来年2月の平昌五輪開催に向け着々と準備が進められている大会施設も視察した。

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