eアンダーパスに危険水位を表示

  • 2017.11.22
  • 生活/生活情報

公明新聞:2017年11月22日(水)付



公明市・県議の連携で推進

秋田県



秋田県は、豪雨などにより冠水したアンダーパス(地下をくぐる道路)に、車が誤って進入しないよう危険水位を知らせる水深表示を整備している。

これはアンダーパスの壁面に、水深0.5メートルと1メートルの位置を強調する黄色と赤色のラインを表示するもの。入り口には水位を測る量水板も設置する。県は今年6月に県道の3箇所で先行実施し、市町村道でも整備を進めるよう各自治体に情報提供している。

水深表示は、公明党の田口聡県議と秩父博樹・大仙市議の連携で実現した。秩父市議が2016年の12月定例会で「アンダーパスの危険水位が分かりやすい表示を検討すべき」と提案したのに対し、市側は効果を最大限に発揮させる観点から県全体で取り組む必要性があると回答。秩父市議は田口県議を通じて県にも働き掛け、県道での先行実施が決まった。

秩父、挽野利恵の両市議と田口県議はこのほど、水深表示が整備された大仙市協和船岡を通る県道28号のアンダーパスを視察し、地元住民と懇談。齊藤冨士子さんは「安全対策を進めてくれてありがたい」と喜んでいた。

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