e「心の底から希望と安心」

  • 2017.11.10
  • 情勢/解説
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公明新聞:2017年11月10日(金)付



無年金者救済に喜びの声

本紙報道きっかけに受給できた人も



公明党が推進した無年金者救済法により、公的年金を受け取るのに必要な加入期間(受給資格期間)が25年から10年に短縮され、新たな受給者への年金支給が10月から始まりました。これを受け、本紙には各地から喜びの声が寄せられています。

「夫が年金を受け取ることができ、感無量でした」。茨城県の女性からは、こうした朗報が届きました。その手紙によると、十数年前に女性の夫が経営していた会社が倒産。以来、とても切り詰めた生活となり、先行きを考えることすらためらわれる状況が続いてきました。そうした中で始まった夫の年金受給に、女性は「心の底から希望と安心が湧き上がってきました」とつづっています。

本紙報道がきっかけで、年金を受給できるようになった人もいました。東京都の男性は、9月24日付3面に掲載された漫画「無年金者救済法が実現!」を読んで「ひょっとしたら......」と思い、そこで紹介されていた相談窓口「ねんきんダイヤル」に電話。無年金状態だった妻について相談しました。すると、担当者が親身になって対応し、受給できることが判明。「毎月1万5000円ほどの年金が生涯もらえることになった」のです。

男性は「公明党、公明新聞の『無年金者の救済を』という強い熱意、そして、そうした血の通った政治に呼応するような『ねんきんダイヤル』の担当者に対し、感謝の気持ちでいっぱいです」と述べています。

このほか「年金をもらえて、『生きていていいんだよ。生きるんだよ』と背中を押してもらったように感じています。気持ちがまるで生き返ったように晴れやかに」(本紙11月2日付「波紋」欄)などの声も寄せられました。


手続き 今からでも可能

心当たりあれば電話相談を


受給資格期間短縮の対象者には、年金が9月分から支給されますが、実際に受け取るには「年金請求書」を年金事務所などに提出する必要があります。手続きが遅れても、さかのぼって9月分から受け取れるため、厚生労働省は「手続きをお忘れなく」と呼び掛けています。

対象者には、日本年金機構が今年2月末から7月上旬に、請求書の入った黄色い封筒を発送していますが、届いていなくても心当たりのある人は「ねんきんダイヤル」に電話してみてください。手続きで年金事務所などを訪問する際は、事前に同ダイヤルで予約しておくと便利です。封筒をなくしていても手続きは可能です。その場合も同ダイヤルでご相談ください。

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