e震災避難者の利便性向上

  • 2017.11.06
  • 生活/生活情報
[画像]メインイメージ

公明新聞:2017年11月5日(日)付



東北中央道 福島大笹生―米沢北が開通 

式典に石井国交相



東北中央自動車道の福島大笹生インターチェンジ(IC、福島市)―米沢北IC(山形県米沢市)間の35.6キロが4日午後、開通した。福島、米沢両市間の所要時間は約20分短縮され約40分となる。地域の産業、観光の振興のほか、東日本大震災で山形県に避難している福島県の避難者の利便性向上につながると期待される。

両市を結ぶ国道13号は山岳地帯を通るため大雨や風雪の場合、通行止めとなる。

開通した区間は栗子トンネル(8972メートル)を含め無料で、国道13号のバイパスの機能も担う。既に開通した福島ジャンクション(福島市)―福島大笹生間を含む総事業費は約1883億円。

同日午前、米沢市で開かれた開通式には、石井啓一国土交通相(公明党)と福島、山形両県知事ら計約300人が出席した。石井国交相は「両県間の人や物の交流が活性化される」と述べた。

月別アーカイブ

iこのページの先頭へ